期間限定で学内にPCR検査スポットを設置

大学

2021.03.23

 3月22日(月)より、11号館3階でPCR検査が実施されています。これは、熊本市新型コロナウイルス感染症対策課が、熊本市中心市街地の飲食店でアルバイトをしている学生を対象に無料で行うものです。「PCR検査スポット」は29日(月)まで5日間の日程で設置されます。各日100名で事前申し込みは不要です。

 現在、熊本市では、感染者数は抑えられていますが、警戒を緩めないためリスクレベルは「レベル3警報相当」の対策が維持されています。安心・安全な飲食環境を整えるため、中心市街地の飲食店従業員を対象にPCR検査を無料で行っており、その一環として、気軽にPCR検査を受検できる「PCR検査スポット」を本学に設置したものです。

 検査初日に訪れた吉田芽生さん(東アジア学科1年)は「寮生活で生活費が必要なので、飲食店でアルバイトをしていますが、緊急事態宣言の時はシフトに入ることができず、収入がありませんでした。少しでも安心して勤務できるよう、感染予防対策に協力しようと思い、検査を受けることにしました。PCR検査は初めてなので、少し緊張しています」と話し、担当者から手順を聞いて、検査に臨みました。

 熊本市新型コロナウイルス感染症対策課の伊津野浩課長は「大学に検査スポットを設置するのは初めての取り組みで、今後は市内他大学にも広めるなど、感染予防に繋げていきたい」と述べました。

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