ホスピタリティ・マネジメント学科の学生が「くまもと復興映画祭2021」をケータリングスタッフとしてサポート

大学

2021.04.16

 4月16日(金)~18日(日)の日程で開催された「くまもと復興映画祭2021」の出演者や関係者に向けて、ホスピタリティ・マネジメント学科の学生15名がケータリングサービスを行いました。

 このケータリングサービスは、昨年4月に新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となった「TGC(東京ガールズコレクション)2020」で行う予定でしたが、熊本市農水局のはからいで、「くまもと復興映画祭2021」でのケータリングメニューの提供が実現したもの。「くまもと復興映画祭2021」は熊本地震後に熊本の復興を祈念して毎年開催されている映画祭で、日本アカデミー賞最優秀監督賞の受賞経験もある行定勲監督がディレクターを務めています。

 当日のメニューは、当初準備していた28品のなかから厳選した6品。いずれも熊本県の特産品を使用したメニューで、県外からのゲストをおもてなしするメニューとして選抜しました。特に上天草市の特産品「湯島大根」を使用したポタージュスープは、学生が直接湯島まで足を運び、湯島小・中学校の子どもたちから寄贈を受けた大根を調理した一品。「幻の大根」と言われる湯島大根独特の甘みをいかしたポタージュスープで、学生と企業が検討を重ねて作りあげました。

 参加した浦ちさとさん(3年)は「出演者の方々に料理を提供する際は、授業で学んだ話し方や笑顔などのビジネスマナーが役に立った。自信をもって制作したメニューを多くの方に食べてもらえてうれしい」と声を弾ませました。

 今回の活動に携わるホスピタリティ・マネジメント学科の波積真理教授(専門:フードビジネス)は「学生が一つひとつ心を込めて作り上げたメニューを提供できてよかった。熊本の食のすばらしさを県外に発信する役割を担えていると思う」と学生たちの活動を称えました。

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