クマガク「ソーシャルワーカー・デー プラス」を開催しました

学部

2021.07.05

 6月28日(月)、第一部社会福祉学科が主催する「ソーシャルワーカーデー プラス」が行われ、社会福祉士や精神保健福祉士として活躍する5名の卒業生によるシンポジウムや卒業生と在学生の意見交換が、Web会議システム(Zoom)を使って行われ、約80名の学生が参加しました。

 「ソーシャルワーカーデー」は、社会福祉関係の全国17団体が加盟する「ソーシャルケアサービス従事者研究協議会」が、ソーシャルワーカーの社会的認知を高めるために、2009年から「海の日」をわが国の「ソーシャルワーカーデー」として創設したもの。

 今年本学では、6月17日(木)~29日(火)の期間をクマガク「ソーシャルワーカーデー」とし、「日本の社会問題とソーシャルワーク」をテーマに、特定非営利活動法人ほっとプラスの藤田孝典理事によるオンライン講演を配信。「ソーシャルワーカーデー プラス」は、「ソーシャルワークの魅力」と題してイベントの一つとして開催されました。

 シンポジストとして、熊本市中央区保護課ケースワーカーの田中美華子氏(平成30年卒業)、弓削病院で精神保健福祉士として活躍する迫文香氏(平成30年卒業)、スクールソーシャルワーカー(SSW)として活躍する鬼武優子氏(平成27年卒業)、熊本市相談支援センターとろくセンター長の渡辺弘史氏(平成12年卒業)、熊本大学病院地域医療連携センターで医療ソーシャルワーカーを務める吉田識未氏(平成30年卒業)の5名が登壇。市役所や病院、学校など、それぞれの立場でのソーシャルワークの仕事について解説。SSWの鬼武氏は、講演のなかで「私たちの仕事は、子どもたちの学習保障を確保し、最終的には本人が自立できる道を選択できるように整えることが一番の目的。当事者生徒、保護者、学校と連携を取りながら、説教や指導にならないように接している」と語りました。

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