熊本イノベーションスクール「次代舎」第4期が開講

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2021.07.08

 7月3日(土)、本学産業経営研究所と株式会社リ・パブリックが企画・運営する「次代舎(第4期)」(主催:熊本県)が、びぷれすイノベーションスタジオ(熊本市中央区)で開講しました。

 2018年にスタートした「次代舎」は、中小企業の後継者・経営幹部候補者を対象に、イノベーションを起こせる人材育成を目的とし、今年で4期目。これまでに、28名の修了者を送り出し、今期は12名が受講します。経営の実践と事業創造の最先端を熟知する講師陣により、2022年3月まで全20回のセッションとサブゼミ(講義で扱わない実践的な内容)を開講します。

 開講に先だち、産業経営研究所客員研究員の吉川晃史氏(関西学院大学商学部教授)が、プログラムが提供する知識や意識つけ、最終的なゴールについて解説。プログラムの進め方やカリキュラムについて説明しました。続けて、熊本県商工労働部産業振興局産業支援課政策監の受島章太郎氏が「人手不足、自然災害、コロナ禍など社会は目まぐるしく変化している。このような状況のなか経済を安定させるには、地域を牽引する企業の力が必要で、そのなかでも人材育成はとても重要なことです。経営学の基礎とイノベーションを創造するスキルやマインドをこの機会に学んでほしい」と挨拶しました。

 今回受講する株式会社アネシス経営戦略本部課長木下裕之氏は「激動の世の中において、確かでそしてより良い経営に関する知識と実践的スキルを身につけたいと思い受講しました。これからの講義がとても楽しみです」と抱負を語りました。

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