(株)えがおホールディングスから外国人留学生へ食料支援が行われました

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2021.07.13

 総合健康関連企業の株式会社えがおホールディングス(熊本市東区)から本学に在籍する外国人留学生37名へ食料支援が行われました。これは、同社が、コロナ禍でアルバイトの機会が減り、生活が困窮している熊本県内の外国人留学生を支援する取り組みで、熊本県および大学コンソーシアム熊本を通じて、県内の大学・専門学校に在籍する留学生約800名に対して実施しているものです。同社による食料支援は、3月にも留学生約1,100名に対して行われており、今回で2回目。

 7月12日(月)、本学国際教育課へ、1人あたり米1kg、フルーツ缶詰、インスタントラーメン、青汁(2種)が届けられ、代表で中国からの留学生2名が受け取りました。劉瑶(リュウ・ヨウ)さん(商学科4年)は「コロナ禍で2年間帰国しておらず、飲食店でのアルバイトもなくなってしまいました。支援をいただいてとても感謝しています。卒業して社会人になったら、同じように困っている人を助けられる人間になって、社会に恩返しがしたいです」、傳学森(フ・ガクシン)さん(商学科2年)は「日本経済全体が厳しい状況にあるなか、私たち留学生のことを考えて支援してくださりありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。

 本学卒業生で、同社総務部総務チームの丸山泰史氏は「身近に家族や頼れる人がいない留学生は、大変な思いをしているのではないかとの懸念から、この取り組みを始めました。卒業生としても、母校の役に立つことができて嬉しく思います」と話しました。同社は、新型コロナウイルスの感染拡大状況をみながら、今後も外国人留学生支援を継続していく予定です。
 

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