キャリア支援セミナー「課題解決のための発想力養成プログラム」を開催

大学

2021.09.30

 2年生対象のキャリア支援セミナー「課題解決のための発想力養成プログラム『IDEATION FACTORY ~楽しみながら、アイデアを生み出す基礎的な力を身に付けよう~』」が9月16日(木)、121教室で開催されました。

 このプログラムは2年生のうちに独創的な考え方を生み出すためのトレーニングを基礎から学び、ゲームをプレイするように楽しみながらアイデアを生み出す力を身につけることを目的として、株式会社電通が企画したもの。前年度に引き続き2回目の開催で、33名が参加しました。同プログラムは全国の国公立私大のうち60大学のみで実施され、九州では本学を含めて5大学で実施。今回は株式会社マイナビ主導のもと、株式会社電通の社内クリエーティブユニット「XDS(Experience Design Studio)」のメンバーがオンラインで講師を務めました。

 プログラムの前半は、グループごとに自己紹介を行った後、XDSのチームリーダーで、クリエーティブディレクターの森口氏による、アイデアを考える際に必要な視点や切り口についての解説動画を視聴。森口氏は「アイデアを生み出す能力は訓練によって身につく。このプログラムを通して、多面的に物事の要素を掴み、常識にとらわれない発想力を自分のものにしてほしい。また、学生時代から課題に対して当事者の立場で考え、生み出したアイデアを世の中の価値とどのようにリンクさせるのか、考える癖をつけてもらいたい」と呼び掛けました。

 後半は、各グループで一つの「お題」についてさまざまな視点から特徴をあぶりだし、アイデアを生み出すために必要な「観察力」を養うための推理ゲームを実施。また、アイデアシートやカードを使用して、各自が考えた要素をランダムに組み合わせ、これまでにない商品やサービスなど、新しいアイデアを生み出す思考力・発想力を鍛えるトレーニングを行いました。

 参加した田中明さん(英米学科)は「ゲーム形式のプログラムだったので、楽しく取り組むことができた。今の自分に何が足りていないのか、見つめ直す良い機会になった」、井上宗一郎さん(リーガルエコノミクス学科)は「グループのメンバーと意見を出し合うことで、コミュニケーション能力も身についた。今後もセミナーなど、積極的に参加したい」と話しました。

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