商学科「夏期インターンシッププログラム集中講義」を行いました

学部

2021.09.25

 9月25日(土)、新1号館みらい121教室で商学科の「夏期インターンシッププログラム集中講義」が行われました。これは、商学科「インターンシップ」(担当:池上恭子教授、岩間世界准教授、杉本学准教授、山田美幸講師、吉永心一講師、嶋田文広講師)を履修している3年生47名のなかで、コロナ禍でインターンシップができなかった学生やオンラインでのインターンシップになった学生などを対象に行われたもので、30名が参加。ホスピタリティ・マネジメント学科の嶋田文広講師(専門:キャリアデザイン)と通信事業などを手掛ける株式会社ハイコム採用企画部の泰道揚洋部長を講師に迎え、自己理解ワーク、仕事理解ワーク、啓発的経験ワーク、接客販売体験ワークの4プログラムが行われました。

 泰道部長は講義の初めに、「通常1週間で行うインターンシップの内容を3時間に凝縮して行うので、積極的に取り組んでほしい」と挨拶しました。

 最初にペアで行われた「自己理解ワーク」では、それぞれが持っている人生の7つのルールを「セブンルール」として見つけ出し、相手に紹介。自己理解を深め、自身の最大の長所の発見に努めました。「仕事理解ワーク」では、ハイコムグループの理念や歴史、事業内容を学び、「啓発的経験ワーク」では、6つのグループに分かれ、各グループをハイコムの携帯ショップに設定し、店長やクルーリーダーなどの役割や店舗名を決めた後、「お客様への感動満足サービス」を検討。各グループからはユニバーサルデザインに配慮したサービスや、世代に合わせたお悩み相談サービスなど学生ならではのアイデアが出されました。最後に3人1組で行われた「接客販売体験ワーク」では、スタッフ役、お客様役、観察者役に分かれ3分間の接客ロールプレイを体験。慣れない接客サービスに、戸惑いながらも真剣な表情で取り組んでいました。

 コロナ禍で官公庁でのインターンシップが中止となった高橋知優さんは、「事前学習で質問力の大切さを学んでいたが、今回のロールプレイを通して、それが顧客のニーズの把握のためにとても重要であることが分かった。商業の本質を学べた気がする」と納得した表情で語りました。

 プログラム終了後には、参加した学生1人ひとりに泰道部長から修了証が手渡されました。

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