10月2日（土）、大学生応援イベント「最近どぎゃんね？」（主催：NHK）が熊本城ホールシビックホール（熊本市中央区）で行われ、山脇竜馬さん（経済学科3年）、中島幹太さん（商学科3年）が県内大学生の代表として登壇しました。山脇さんは、本学学生広報スタッフのリーダー、中島さんは副リーダーとして動画の制作やプロサッカーチームロアッソ熊本とのコラボイベントを企画するなど精力的に活動を行っています。

　今回のイベントは、お笑い芸人のしゃかりき（吉本興業所属）をゲストに迎え、県内の大学生13名がキャンパスライフや学生生活の思い出など、本音を語るトークイベント。熊本地震や豪雨災害、新型コロナウイルスによる自粛などさまざまな出来事を経験するなかで、学生がどのような想いを持っているのかをしゃかりきの2人が聞き出し、楽しく真剣にアドバイスしました。

　イベントは「コロナ禍のキャンパスライフ」「熊本＆コロナ禍の学生あるある」「コロナ禍の私生活」「教えて、光ママ！」「災害を経験して感じること」の5つのトークテーマで進行。山脇さんは「災害を経験して感じること」を聞かれ、「熊本地震のボランティア活動に参加して、県民の熊本愛の強さを感じた。復興への想いや熊本の良さなどを動画制作の技術を使って発信していきたい」と語りました。車いすユーザーとしてYouTubeを使った情報発信を行っている中島さんは、震災時の避難生活について言及し、「家族はもちろん、先生や友達の優しさに支えられて乗り越えることができた」と述べると、しゃかりきの2人から「被災時の車いす生活は幹太にしかわからない視点だから、とても価値のあること。YouTubeを使ってぜひ発信してほしい」とアドバイスが送られました。

　最後にしゃかりきの光ママから「『起こったことはしょんなかたい！』が好きな言葉。何が起きても前向きに、その経験を伝えていきながら頑張っていってほしい」と大学生に向けてメッセージが送られ、トークイベントは幕を閉じました。