ホスピタリティ・マネジメント学科 嶋田ゼミと「ぴあラボ」の学生が産学連携プロジェクトのキックオフイベントを実施

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2021.10.13

 ホスピタリティ・マネジメント学科 嶋田文広講師(専門:キャリアデザイン)のゼミ生3年生と、学生団体「ぴあラボ」の1~3年生は、 竹箸メーカーの株式会社ヤマチク(玉名郡南関町)と今年の4月から共同プロジェクトを進めています。これは、地域創生活動や産学連携(PBL等)を用いて課題解決のプロセスを学ぶ嶋田ゼミと、“学生を支援する”学生団体「ぴあラボ」とヤマチクが互いの学びや技術をいかして、教育・研究の活性化、企業の売上拡大をめざすものです。

 10月2日(土)にヤマチク本社で行われたキックオフイベントには、学生17名とヤマチクから山崎清登代表取締役をはじめとする10名が参加。イベントでは、嶋田講師が「ヤマチクの皆さんの協力を得て、学生の成長をめざす産学連携プロジェクトを進められることは大変ありがたいこと」と感謝を述べ、嶋田ゼミの浦ちさとさん(ホスピタリティ・マネジメント学科3年)が、なぜこのプロジェクトに取り組むのか、産学連携の意義、これまでの活動を紹介。ぴあラボを代表して田中優香子さん(英米学科3年)が「積極的に従業員の皆さんと関わってプロジェクトを進めたい。プロジェクトを通して私たちも成長し、普段の活動に還元したい」と意欲を語りました。その後、学生とヤマチクの従業員の方とのワークショップを実施し、交流を深めました。

 ワークショップ後は、今後取り組む企画の説明が行われ、嶋田ゼミは「売上目標を設定したイベントの企画・運営」「大学生が考える高校生・大学生の新卒採用プロモーション」、ぴあラボは「ヤマチクの竹箸を熊本学園大学で活用する」「管理会計の学びをヤマチクの経営に還元する」案を発表。発表を受けて、山﨑彰悟専務取締役は「学生ならではの視点が盛り込まれていると感じた。学生の皆さんと私たちで大いに意見をぶつけ合い、より良いプロジェクトを実現しよう」と期待を込めて呼びかけました。

 今後は、4つのプロジェクトを来年度の実現に向けて進めていきます。

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