スマホ講座(みさと情報案内人講座)を開講

地域

2021.10.14

 10月9日(土)、熊本県美里町中央公民館で「みさと情報案内人講座」がスタートしました。これは、本学が包括的連携協定を結んでいる同町から委託を受けて、経済学部境章教授(専門:情報科学)のゼミ生が講師となり、シニア世代を対象にスマートフォンの使い方をレクチャーするもので、今年で5回目。同町のICT人材育成事業として行われ、スマートフォンで情報を入手・共有し、周囲を支える地域の「情報案内人」を養成することを目的に開かれています。11月までに全6回の講座を予定しており、講座初日は、境ゼミの学生7名が講師を務め、10名の受講者が参加しました。

 開講に際し、境教授は「コロナワクチン接種の予約やマイナンバーカードの申請など、シニア世代もスマートフォンを使う場面が増えている。6回の講座でしっかり学んでほしい」と挨拶。講座では、田中小晴さん(4年)が進行を務め、Wi-Fiの接続やアプリのダウンロードの方法、LINE登録などを紹介しました。会場では、参加者が普段から使い方がわからない点を積極的に尋ねる場面が見られ、学生たちは一つひとつ丁寧に答えていました。

 講師を務めた田中さんは「画面の『スクロール』など、私たちが当たり前に使っている用語をわかりやすい言葉で伝えるのが難しかった。参加者の皆さんには、インターネットの便利さを知っていただき、家族や友人にも広めていってほしい」と述べました。

 参加した町民からは、「今年で3回目の参加で、スマートフォンに関する知識も増えた。今後は防災に関する機能を勉強していきたい」などの声が聞かれました。

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