ICT(情報通信技術）を活用した地域社会の課題解決やデジタルコンテンツ制作に取り組む境章教授（専門：情報科学）のゼミは、11月に熊本市西区で、まちを歩いてオープンストリートマップ上に地図情報を集めるイベント「マッピングパーティー」の実施を予定しています。10月11日（月）に、熊本ソフトウェア株式会社の櫻木誠氏をアドバイザーに迎え事前学習会を行い、3年生10名が参加しました。

　櫻木氏はマッピングパーティーの目的について「地図づくりだけでなく、参加者や地域の方々と交流しながらコミュニティづくりをすること。継続したコミュニティ活動をめざしてほしい」と話し、具体的なマッピング方法やオープンストリートマップへの記録について解説。学生たちは櫻木氏の指導のもと、iDエディタ（※）を使って「衛星写真から建物をマッピング」する練習に取り組みました。

　北島美織さんは、「はじめてオープンストリートマップの編集作業をしてみて、自分で地図を作るって楽しいんだなと実感した」と感想を語りました。

※iDエディタ：PC用のブラウザタイプのオープンストリ－トマップ編集ツール