公務員希望者向け『面接カード作成講座』を開催
2021.11.29
11月19日(金)の3限(1173教室)と4限(1172教室)に、「公務員希望者向け『面接カード作成講座』」を開催し、公務員に関心のある1~3年の93名が参加しました。筆記試験対策だけでなく、面接試験対策に対しても早い時期から意識付けをし準備することで、公務員になるために何が必要なのか、今何をするべきなのかを認識してもらおうと就職課が主催。本学でははじめての開催です。
講座では東京アカデミー熊本校の村冨拓也氏が講師を務め「公務員試験対策 面接カード書き方講座~面接試験に向けてこれからやるべきこと~」と題して、面接試験の重要性や評価のポイント、面接カードの書き方(基本編、準備編、作成編)について具体的に解説。村冨氏は、人物や物事を評価する際、目立つ特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められてしまう現象『ハロー効果』に触れ、「面接においての第一印象は面接カードである程度決まる。面接カードの印象が悪くマイナススタートになってしまうと、面接でどんなに頑張ってもマイナスの方に引きずられた評価になる」と、評価に与える影響について述べました。
最後に村冨氏は「自分が『受験生』だという自覚を持って日々を過ごすことで勉強中心の生活になり、公務員やそれに関連する言葉に耳が反応するはず。長い受験生活になるが頑張って乗り越えましょう」と学生を激励。学生たちは時折うなずきながらメモを取り、質疑応答では活発に質問する様子が見られました。
参加したリーガルエコノミクス学科の3年生は、「面接カードに記載するエピソードが少なく悩んでいたが、同じエピソードでも着地点を変えて書き分けるとよいことがわかりとても参考になった。熊本県の行政職に合格して、地域と国の橋渡しをできるような仕事につきたい」と話しました。