経済学部「警察活動の理論と実務」の学外学習で警察学校を見学

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2021.12.09

 熊本県警察の現役警察官が講師を務める経済学部のリレー講義「警察活動の理論と実務」の学外学習で、11月19日(金)、3・4年生の26名が警察学校及び機動隊(熊本市中央区渡鹿)を見学しました。

 この授業は、治安情勢や警察活動の重要性について理解することにより、犯罪や事故のない安全で安心な社会実現に寄与すること、さらに、身近に起こる犯罪や事故を理解し、それらに巻き込まれないための行動を身につけることを目標としています。県内の大学で唯一開講されており、今年で7年目です。

 警察学校を訪れた学生たちは、教場で警察学校の概要や年間の活動、新人警察官の生活などについて説明を受けた後、武道場で行われていた点検教練(警察礼式や部隊行動)と逮捕術の訓練を見学しました。また、機動隊による遭難・事故の救助を想定したはしごを用いた降下訓練を目の当たりにし、緊迫した訓練の様子に、真剣なまなざしを向けていました。その後、機動隊の隊員から災害時にも役立つロープの結び方や、けが人搬送の方法について実践を交えて教わりました。

 見学に参加した平岡滉英さん(リーガルエコノミクス学科3年)は「訓練の様子など事前学習ではわからない警察学校の様子を知ることができた。めざす将来に向かって勉強はもちろん、今出来ることを精一杯頑張りたい」と意欲を語りました。

 授業は秋学期全15回で、今後は犯罪被害者支援、交通警察、災害対策などについても学びます。

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