地元企業の課題解決をサポートする産学連携プロジェクトが始動

交流

2019.06.25

 第一部全学科の2年生を対象とした、多様な価値感を学び、PBL(課題解決型学習)を実施して就業力を高める「キャリアデザイン論Ⅱ」(嶋田文広キャリアデザイン論担当講師)の授業で、6月24日(月)、株式会社熊本日日新聞社の万田麻央氏(平成29年3月国際経済学科卒業)を講師に迎えたゲスト講義がありました。

 「キャリアデザイン論Ⅱ」は、自ら考え、行動し、仲間と協力しながら結果を出すことで学生の自己肯定感を高め、周りと協働する力を醸成させることを目的にPBL(課題解決型学習)に力を入れています。本学は株式会社あつまるホールディングス(平成29年4月)と株式会社熊本日日新聞社(平成30年4月)との間に産学協同就業力育成授業に関する協定を結んでおり、今年度は同社の協力を受け、経営課題解決をサポートする産学連携のプロジェクトを進めています。これまで実施してきたPBLをより発展させ、実践力を高める地域中核人材の育成をめざしています。

 登壇した万田氏は、業務内容などを紹介した後、課題として「県内企業の魅力が伝わる企業紹介記事の制作・提案」を提示。学生たちはグループに分かれて、課題解決に向けた意見交換を行いました。また、この日の授業では新聞社から採用内定を得た4年生がディスカッションをサポートしました。

 今後は、企業の課題解決のためのアイデアを練り上げ、企業へのプレゼンテーションに向けて準備を進めます。

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