本学図書館ラーニング・コモンズ設立 10 周年記念イベントが開催されました。

イベント

2023.09.27

 9月19日(火)~9月22日(金)の4日間、本学図書館のラーニング・コモンズ設立 10 周年を記念して、図書館の学生コンシェルジュが中心となって企画したイベントが開催されました。

 初日は手話サークルによる手話教室や本学教員4名によるトークイベントを開催。トークイベントでは『学生にイチオシの本』と題して、教員が自身の考察を交えながらさまざまなジャンルの本を紹介。学外からも多数の参加があり、和やかな雰囲気で行われました。参加した下関市立大学4年の山本嵩記さんは「タイトルは知っていたけれど、まだ手にとったことのない本が紹介され、読んでみようという一押しになった。その中でも、経済学部の井川理講師(専門:日本近現代文学)が紹介された『「おふくろの味」幻想~誰が郷愁の味をつくったのか (湯澤規子 著)』では、「おふくろの味」についての考察が述べられており、私たちが日常で何気なく使っている言葉を研究者はどのように分析しているのかをもっと知りたくなった。」と感想を語りました。

 2日目はインターネットを使用せずに、図書館の本のみを駆使してクイズに答えるレファレンスゲームに学生5名が参加。本の検索方法を身につけたり、たくさんの本に触れ、慣れ親しんでもらうことを目的とするもの。優勝した工藤丈さん(第一部社会福祉学科2年)は「インターネットでの検索とは違い、遠回りはするけれど、信ぴょう性の高い情報を得られるのは図書館ならではの魅力」と笑顔で振り返りました。

 最終日は英語絵本の読み聞かせや、テーブルトークロールプレイングゲームが開催され、外国語学部のジョセフ・トウメイ教授(専門:言語学、E-ラーニング)による読み聞かせには敬愛幼稚園の園児と保護者など約45名が参加しました。

 期間中は映画上映会や、ビジュアルアート同好会による作品展示も実施。イベントの企画に携わった米丸聖羅さん(商学科3年)は、「今回のイベントは、学生コンシェルジュだけでなく、図書館の学生アルバイトや職員の方々など、みんなで協力して作り上げたもの。今後もさまざまな企画を開催したい」と話しました。

本学図書館のイベント情報はこちらから→https://www.facebook.com/kumagakulib/

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