サイバー防犯ボランティア「KC3」の4年生へ熊本県警察が感謝状を贈呈

学生の活躍

2022.02.28

 県内4大学の学生で構成され、インターネット上の有害情報などの監視を行うサイバー防犯ボランティア「KC3」の4年生に対し、熊本県警察から感謝状が贈られました。これは大学卒業を機に、活動を終える4年生へこれまでの貢献を称えて贈呈されたもの。2月16日(水)に県警本部で行われた贈呈式では、代表を務める吉田海里さん(商学科4年)に(一社)熊本県サイバーセキュリティ推進協議会会長で本学商学部の堤豊教授から感謝状が手渡されました。

 「KC3」は、TwitterなどのSNSを中心に週1回サイバーパトロールを実施。事件に発展しそうな案件は県警に情報提供を行うなど、犯罪の未然防止に努めてきました。この活動が評価され、今年度はさまざまな奉仕活動に対する援助や協力を行うソロプチミスト日本財団から学生ボランティア賞を受賞しています。

 2月25日(金)には、感謝状が本学の4年生全員に手渡されました。吉田さんは「麻薬の売買や援助交際など都心部の話だと思っていたが、意外と身近で起こっていることが分かった。活動を通して自身の情報リテラシーも高まったように感じる」と活動を振り返りました。さらに「1つひとつの情報に丁寧に向き合い、実際に人の役に立っているということに誇りを持って、これからの活動を発展させていってほしい」と後輩たちに期待を寄せました。

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