令和3年度税理士試験で会計専門職コースの現役生および出身者が科目合格

学生の活躍

2022.03.22

 令和3年度(第71回)税理士試験の合格発表が12月17日(金)に行われ、商学科会計専門職コースから現役生2名、出身者2名の、計4名が科目合格を果たしました。

 商学科会計専門職コースは、公認会計士や税理士など会計のプロをめざす人たちのための選択コースで、1年次から4年次までの一貫したプログラムのもとで実力を身につけることができます。令和3年度(第71回)税理士試験は、8月17日(火)~19日(木)の日程で実施され、科目別の合格率は簿記論が16.5%、財務諸表論が23.9%でした(※)

  簿記論に合格した志水快翔さん(商学科3年)は「科目合格という目標を達成でき安心しています。日々の勉強では、限られた時間内に多くの問題をスピーディーに解けるよう意識し、苦手な論点は、基礎に立ち返って繰り返し解くことを心掛けています。4月からは飛び級で大学院の会計専門職研究科へ進学予定。財務諸表論と消費税法の合格をめざして勉強に励み、将来は都心部や海外でも活躍できるような柔軟性のある税理士になりたいです」と抱負を語りました。

 同じく簿記論に合格した緒方義恵さん(商学科3年)は「高校時代に父の薦めで日商簿記3級を取得したことが会計・税務の学びを深めるきっかけになりました。今回の科目合格は嬉しさもありますが、税理士になるという夢への通過点のひとつだと感じています。勉強のモチベーションを高めるため、『好きなアーティストのライブに行く』など楽しいことを想像しながら、1週間の勉強量の目標を定めて取り組んでいます。会計専門職コースに入ると課外講座の受講料支援など、充実したサポート制度があるので、会計・税務に関心がある高校生は、ぜひ会計専門職コースに進学してほしいです」と話しました。

国税庁ホームページ【令和3年度(第71回)税理士試験結果】より

 

令和3年度(第71回)税理士試験の合格者および合格科目は以下のとおり。

【商学科会計専門職コース現役生】

  • 志水 快翔(3年):簿記論
  • 緒方 義恵(3年):簿記論

【同コース出身者】

  • 渡邉 竜成(本学大学院会計専門職研究科1年):財務諸表論
  • 前田 晃希(本学大学院会計専門職研究科1年):簿記論

 

 

「簿記論」に合格した志水快翔さん
「簿記論」に合格した緒方義恵さん

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