このたびのロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、ウクライナの主権と領土を侵害する暴挙であり、明確に国際法に違反するとともに、同国民の生命と生活を破壊する重大な人権侵害です。

　全人類の幸福と人権の実現を目指す教育・研究の拠点である私たち熊本学園大学社会福祉学部は、戦争と福祉が両立しないことを広く訴え、女性、子ども、障害者、高齢者などの社会的に弱い立場の人々を含む市民への人道に反する無差別攻撃に断固として反対し、強く抗議します。

　ロシア軍が一刻も早くウクライナ国内から撤退することを強く要求します。そして、すべての避難民が帰宅できるよう対話と交渉による平和的解決が図られることを切に望みます。

2022年3月23日
熊本学園大学
社会福祉学部教授会一同