英米学科「フレッシュマンキャンプ」を実施しました

大学

2022.04.12

 4月9日(土)、外国語学部英米学科が主催する「フレッシュマンキャンプ」を、1133・1134教室で実施しました。同学科の新入生を対象としたこのイベントは、同級生や先輩・教員との交流を通して親睦を深め、大学生活に慣れてもらうことを目的に毎年行うもの。コロナ禍以前は西合志研修所で1泊2日の日程で行っていましたが、新型コロナの影響により、2020年度は中止、2021年度はオンラインで開催しました。今年度は感染対策を講じたうえで、クラスごとの対面形式で実施し、新入生約60名、在学生10名、卒業生8名(うちZoom参加3名)、教員5名の計80名以上が参加しました。

 グループに分かれ、2・3年の在学生は授業、サークル活動、アルバイトなど大学生活全般について、留学予定者・留学経験者は留学制度や留学先での体験について、中学校・高校で教員を務める卒業生は、教員免許取得や実際の仕事内容などについて、体験談を交えながら具体的に説明。新入生は話を聞きたい先輩のグループに参加し、「教員をめざした理由は何ですか」、「留学先で授業についていくのは難しいですか」など、積極的に質問をしていました。
 
 また、ビデオ会議ツール「Zoom」を通して、航空会社の客室乗務員(東京在住)、日本語教師(台湾在住)、小学校教員(熊本県在住)の卒業生が登壇。画面越しに「大学時代にさまざまなことにチャレンジして、経験値を増やして」といったアドバイスが送られました。

 新入生の仲西向日葵さん(沖縄県立コザ高等学校出身)は、「いろいろな先輩方の話を聞くことで、将来の選択肢を増やすきっかけになりそうだと思い参加した。教員をめざしているので、教職についてる先輩の話を聞いて、達成感ややりがいがありそうだと感じ、将来のイメージが湧いた」と目を輝かせていました。

 在学生として参加した久米真翔さん(2年)は、「休み癖をつけずに、意志を持って授業を受ける姿勢の大切さについて話をした。授業中の何気ない友人との会話から、思いがけず自分の夢が見つかることもある。友人との絆を大切にしてほしい」と語りました。

 はじめは緊張気味だった新入生たちも、先輩や教員の優しい対応と和やかな場の雰囲気に、徐々に笑顔が現れ、名前を尋ね合うなど打ち解けた様子でした。
 

SHARE: