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福祉環境学科「福祉環境学入門」で学外車いす体験の全体報告会を実施しました

 6月1日(水)、福祉環境学科の初年次教育「福祉環境学入門」(担当:岡部造史教授、城野匡教授、髙倉統一教授、陳宇澄教授、中地重晴教授、花田昌宣教授、東俊裕教授、堀正嗣教授、井上ゆかり水俣学研究センター研究員)における学外車いす体験の全体報告会を、445教室で実施しました。

 座学とフィールドワークを組み合わせ、福祉環境学の基礎を学ぶ本科目では、毎年学外車いす体験学習を実施。学生たちは、利用者の目線で車いすの使い方や介助法を学び、しょうがい当事者にとっての障害(社会的障壁)をなくし、ともに生きられる社会のあり方について学んでいます。

 参加した岡部ゼミ、城野ゼミ、陳ゼミ、中地ゼミの1年生約70名は、ゼミごとに4グループに分かれ、公共交通機関を利用して学外を巡るルートを事前に決定。5月18日(水)に、学習の目的に合わせ、熊本市動植物園やアミュプラザくまもとなど、さまざな場所で車いすでの移動、買い物などを体験しました。学生たちは、くまもと障害者労働センターのしょうがい当事者や支援者のアドバイスを受けながら、介助する側と介助を受ける側、両方の立場で学びを深めました。

 報告会では各ゼミの代表1グループが発表。「利用者の目線で物事を見ると、通路を広くするなどのバリアフリーの必要性や、助けてくれる人のありがたさに気づくことができた」「点字ブロックは利用者にとってのバリアにもなり得る」などの感想がありました。

 アドバイザーとして参加したしょうがい当事者の方々からは「私たちが普段感じていることを、社会に訴えていくことが大切」「しょうがい当事者として視線を向けられることは、悪いことばかりではない。さまざまな人に気づいてもらえて、手伝ってもらえるきっかけになる」などのコメントが送られました。

 自身もしょうがい当事者である、東俊裕教授(専門:障害者の人権)は「車いす体験を通して、普段の生活では気づけなかった課題を発見することに意義がある。具体的に社会をどう変えていく必要があるのか、今後も学び続けてほしい」と話しました。

学部   2022/06/08   広報室

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