ライフ・ウェルネス学科『スポーツマネジメント』でロアッソ熊本関係者がゲスト講義

学部

2022.06.24

 6月17日(金)、ライフ・ウェルネス学科の『スポーツマネジメント』(担当:角田幸太郎教授)の授業で、プロサッカークラブ「ロアッソ熊本」を運営する株式会社アスリートクラブ熊本営業部の山内慧氏と本学卒業生の田尻翔一朗氏(リーガルエコノミクス学科・2022年卒)を迎え、ゲスト講義が行われました。
 『スポーツマネジメント』は、2021年度から開講された科目で、プロスポーツクラブやスポーツ用品メーカー、スポーツメディアなど、事業としてスポーツを取り扱う組織の事例をもとに、スポーツマネジメントの基礎を学修します。講師を務める角田教授は、管理会計が専門でありながら、イギリスのプロサッカークラブの経営事例を研究し、2020年に『プロサッカークラブのマネジメント・コントロール・システム-オックスフォード・ユナイテッドFCの事例-』(出版:同文舘出版)を執筆した経歴を持っています。
 講義で山内氏は、プロサッカークラブの運営を行ううえで欠かせない資金確保の一つとして、企業とのパートナーシップ契約を挙げ、契約までの過程やその重要性を紹介しました。また、スポーツが持つ可能性に触れ、「スポーツを通して人とのつながりが生まれ、そこから新たなコミュニティが形成される。さらに世界ともつながれる手段にもなり得る」と語りました。
 田尻氏は「幼少期に選手と間近で接した経験がきっかけでロアッソ熊本のファンになった。子どもたちや若者のファンが増えていってほしい」と話しました。また、本学卒業生の立場で、後輩たちに自身の就職活動の経験を伝えました。
 受講した礒野優衣さん(3年)は「プロスポーツでは、選手にばかり目がいきがちだが、裏方として働く社員がチームを支えていると感じた。自分が所属する部活の運営にもいかしていきたい」と笑顔で語りました。
 翌日は、希望者でロアッソ熊本のホーム戦(VS水戸ホーリーホック)を視察し、試合当日のスタジアム周辺の交通状況やスタジアムでの観戦者の動向、サポートスタッフの仕事内容について理解を深め、最後は田尻氏の計らいで、ロアッソ熊本のMF江﨑巧朗選手と記念撮影を行いました。

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