学園80周年記念ノベルティおよびバーチャルキャンパス完成報告会を開催
2022.07.07
6月24日(金)、新1号館131教室で、学園創立80周年記念事業の一環として制作したノベルティ「竹箸」と、ウェブ上で本学を忠実に再現した「バーチャルキャンパス」の完成報告会が行われ、学生・教職員・企業関係者合わせて約50名が出席しました。
ノベルティの「竹箸」は、商学部の産学連携教育プロジェクトのなかで、嶋田文広講師(専門:キャリアデザイン)のゼミ生が竹箸メーカーの株式会社ヤマチクと共同で制作を進めてきたもので、学生ならではのアイデアが盛り込まれており、80周年への想いが込められています。「バーチャルキャンパス」は、ICT を活用して地域づくりを支援してきた元経済学部境章教授(専門:情報科学)のゼミ生が制作したデジタルコンテンツ。バーチャル空間に集まって遊べるマルチプラットフォーム対応のバーチャル SNS「cluster」を使用したウェブサイト上の2次元空間で、本学をリアルに再現しており、キャンパス内はもちろん、図書館や体育館など建物のなかまで細かく表現しています。
開会にあたり目黒純一理事長は「これまで地域に支えられて80周年を迎えることができた。本学園は学生の主体的な活動とともに発展を続け、その歴史を振り返ると感慨深いものがある。これからも学生が活躍する持続可能な学園でありたい」と挨拶。
その後、学生から「竹箸」と「バーチャルキャンパス」それぞれの完成までの過程について報告が行われ、学生団体「ぴあラボ」として「竹箸」の制作に携わった田中優香子さん(英米学科4年)は「もらって終わりのノベルティにせず、日常使いできるデザインにすることでサスティナブルな箸にすることをコンセプトとした。80周年のため「8」が連なっているように見える蜀江模様を採用し、格式の高いデザインに仕上げることができた」と力強く述べました。「バーチャルキャンパス」を制作した市川翠さん(経済学科4年)は「利用者は自分のアバター(分身)を使ってキャンパス内を散策することができ、コンテンツ内で他人とコミュニケーションをとることもできる。県外の高校生など本学になかなか来られない高校生にキャンパス内を体感してもらいたい」と報告しました。
最後に、細江守紀学長は「学生自らの力で企画し、制作まで行うことはとても素晴らしい経験で、社会に出てからの活躍につながる。大学が学生第一主義を掲げるなかで、その成果を感じることができて嬉しい」と語りました。