8月8日（月）、就職課が主催する「KGU就活チャレンジゼミ」2期生の活動がスタートしました。

　「KGU就活チャレンジゼミ」は、2年次から就職活動に向けて動き出す学生に対し、就職決定までさまざまな支援を行う就職課主催の特別プログラム。昨年度より開始した取り組みで、東証プライム市場上場企業や九州経済界をリードする企業（七社会）、公務員（上級職等）の受験を希望している2年生を対象に募集し、選抜された学生で構成されます。

　2期生（現2年生）にとって最初の活動となる今回は、大手企業の社員や公務員として勤務している、本学のOB・OG５名と座談会を実施。1期生（現3年生）の要望をうけて実現したもので、Web会議ツール（Zoom）を使用したオンライン形式で開催。1期生21名、２期生14名が参加しました。

　はじめにOB・OGが自己紹介と業務内容について説明を行った後、現在の仕事にいかせている学生時代の学び、仕事選びのポイントなどについて解説。質疑応答の時間には、「仕事選びのポイントや就職後のギャップはありましたか」「仕事をするうえで努力していることを教えてください」など仕事への理解を深めるための質問が多くあがりました。会のなかで、熊本県人事委員会事務局公務員課主任主事の大隈元氏は「知識だけでなく、仕事の進め方や人との接し方など、周りの人から学び・吸収する姿勢が大切です」とアドバイス。九州電力（株）エネルギーサービス事業統括部企画・需給本部燃料管理グループ長の大久保賢一氏は「会社ではさまざまな年代の方と一緒に働きます。物事を相手の目線に立って伝えられるよう、学生時代からコミュニケーション力を磨いてください」と呼びかけました。

　座談会終了後は、44A教室で2期生のオリエンテーションを実施し、2期生は自己紹介で出身地や趣味、座談会の感想などについて話しました。就職課の職員からは、活動するうえでの心構えと注意事項、今後のスケジュールについて説明があり、熱心に耳を傾けていました。

　2期生の坂田しずくさん（ホスピタリティ・マネジメント学科）は、「人と関わることが好きな反面、自分をうまく表現することが苦手。もっと自分を成長させたいと思い、応募しました。今後は他のメンバーと情報交換しながら、企業の方と連携してプロジェクトを行うなど、さまざまなことに挑戦したいです」と笑顔で話しました。