社会福祉学部 髙橋恭平講師が日本陸上競技連盟科学委員として「世界陸上2022オレゴン」へ

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2022.08.05

 アメリカのオレゴン州で開催された「世界陸上2022オレゴン」(7月16日~25日)に、本学社会福祉学部ライフ・ウェルネス学科の髙橋恭平講師(専門:神経生理学・バイオメカニクス)が日本陸上競技連盟科学委員会の委員として派遣されました。
 髙橋講師は、これまでにも3度世界陸上に派遣されており(2015年テグ大会、2017年ロンドン大会、2019年ドーハ大会)、今回で4回目。100mや200m、400mといった短距離種目のレース中選手の走速度、脚のピッチ歩数やストライド幅などを分析。リレー種目ではバトンパスの分析など、科学的サポートを行ってきました。
 今大会の日本短距離種目は、男子100mでの決勝進出や、男子4×400mリレー決勝での4位入賞(日本新&アジア新記録)などの活躍があり、大会を大いに沸かせました。「日本選手と海外選手の素晴らしい活躍を肌で感じ、貴重なデータも取得することができた。今後日本選手はもちろん海外選手も含め詳細な分析をすることで、日本陸上界全体に貢献し得るサポートと研究を行っていきたい」と大会を振り返り、今後の意気込みを語りました。

 髙橋講師は、学生時代に日本インカレ入賞の成績を持つ元陸上選手で、現在は本学の陸上競技部の監督を務めています。世界レベルを分析することで取得した自身の知見を学生の競技レベル向上にも役立てることで、「今回世界陸上に出場したような選手が集まる『日本選手権大会(毎年6月開催)』に学生が出場できるような取り組みをしていきたい」と陸上競技部監督としての目標を語りました。なお、陸上競技部は8月19日(金)~21日(日)に鹿児島県で開催される九州選手権に出場する予定で、個人種目とリレー種目で日本選手権出場をめざします。

大会会場に設置してあった「世界陸上2022オレゴン」のロゴオブジェ
競技場内の様子

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