ビジネススクール「くまもと県南フードバレー『経営塾』(第二期)」が開講

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2022.09.22

 本学と包括的連携協定を締結している株式会社熊本日日新聞社が共同で企画・運営する「くまもと県南フードバレー『経営塾』(第二期)」(主催:熊本県)の第1回講義『イントロダクション・経営戦略』が9月20日(火)、フードバレーアグリビジネスセンター(八代市)で開催されました。 

 講義冒頭で、熊本県農業研究センターアグリシステム総合研究所の後藤所長が「この経営塾は、塾生同士のつながりを強めることを目的としています。異業種間において、それぞれの強みを組み合わせることで、新たな取り組みを生み出し、県南地域のさらなる振興を牽引してほしい」と挨拶しました。

 続いて、プログラム・ディレクターを務める本学大学院会計専門職研究科 新改敬英准教授(専門:管理会計、組織マネジメント)が登壇。本プログラムの概要を、「マーケティングを柱に据えつつ、マネジメントの基本知識修得と新商品開発という2つのフェーズで構成され、毎回の講義後にはグループセッションで振り返り、受講生それぞれが抱える課題にフォーカスした個別コーチングを2回設定している」と説明しました。そして、経営塾の特徴を「『視点』を変え、『視野』を広げ、『視座』を高めるための集中プログラムを半年間学ぶ『他に例をみないプログラム』である」と話しました。最後に、経営戦略の具体的なつくり方と事業戦略の基本についてワークショップを通して解説。「これまで積み重ねてきた、自社の強みを『どう残し』『どう壊すべきか』、これから半年間議論していきましょう」と締めくくりました。

 今回受講する、お菓子の国あんさんくのパティシエール長友美波さんは「次世代の経営者として、経営について今から学んでおきたいと受講を決めました。本日の講義は、自身の考えを整理し見つめ直すきっかけになりました。これから半年間の学びで、何か一つでも改革できたらと考えています」と意気込みを語りました。

 

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