本学の学生ボランティア3団体が「こども・学生ボランティア助成」の交付を受け活動しています

2022.10.24

 本学の学生ボランティア、益城町でカフェを通して居場所づくりを実施する「おひさまカフェ」、同じく益城町で子どもの居場所づくり活動を行う「Laugh Connect(ラフ コネクト)」、子どもとスポーツを通して交流する「Libero(リベロ)」が、令和4年度「子ども・学生ボランティア助成」※に採択されました。

 「おひさまカフェ」は、毎月第三日曜日に益城町の安永公営住宅集会所にて、高齢者をはじめ近隣住民の方の憩いの場づくりを行っています。9月から12月にかけては4つのイベントを企画。10月はハロウィンをテーマに、その成り立ちや風習、イベント料理のレシピ、折り紙の折り方や、会場を彩る飾りつけでカフェを訪れる人を楽しませていました。

 「おひさまカフェ」では、これまでにも赤い羽根基金などの交付を受け、その資金をもとに活動を継続してきました。今回は、2年生メンバーの米丸聖羅さん(商学科)、中井あめりさん(福祉環境学科)が企画立案し、1、2年生が準備をしてきました。先輩から後輩たちへボランティア精神と、活動を運営するノウハウが脈々と受け継がれています。イベントには卒業生も訪れるなどOBOGとのつながりの強さもうかがえました。

 副代表の菊本大新さん(社会福祉学科4年)は、「助成を受けることで、普段と違うイベントができモチベーションがあがります。現地での体験でなければわからないので、被災地支援や他のボランティア活動に参加し、後輩たちにはいろんな経験をしてほしいです」と熱く語りました。

 

※市民からの寄付をもとに、熊本市の若い世代がボランティアなどへの関心を高めていることを背景に、実践の機会を設けることで、若い世代、およびそれを支える周囲の人々の「市民公益活動」への関心を高め、今後の関心・参加意欲の向上に寄与することを目的にくまもと・ワクワク基金がする助成。

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