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第11回東アジア共生映画祭が開催されました

 10月21日(金)、映画を通じて東アジア市民の共生と共存を考える「第11回東アジア共生映画祭」が14号館高橋守雄記念ホールで開催されました。東アジア学科の申明直教授(専門:韓国文学・文化)が代表を務める実行委員会が主催するもので、学生・大学院生21名が準備に携わりました。コロナ禍により、2020年は中止、2021年はオンラインでの開催でしたが、3年ぶりの対面開催で、学生・一般の方合わせて約180名が来場しました。

 今年のテーマは、急増している東アジアからの技能実習生(移住労働者)の実態にフォーカスした「ローカル・フェア親密圏へのいざない」。農村地域が働き手を安定的で持続的に維持する「親密圏」を形成するためには、「ローカル」でありながらも「フェア」でなければならないとし、多文化共生共創の必要性を訴えた映画が放映されました。

 開幕式で、申教授が「この映画祭がローカル・フェアトレードを含む熊本における共生共創を作っていく討論の場になってほしいと切に願っています」と挨拶。続いて、塩入すみ外国語学部長と熊本市総合政策部国際課の吉住修課長が祝辞を述べました。

 映画は、劣悪な職場から脱走した若きベトナム人女性3人が、不法滞在のリスクを背負いながらも故郷の家族のために懸命に働き生きる姿を描く「海辺の彼女たち」(2020年、藤元明緒監督)、申教授と本学の大学院生・留学生が、熊本に暮らすベトナム人の生活を撮影・編集したドキュメンタリー「ローカル・フェア親密圏へのいざない」、本学のフェアトレード研究会が、5月のフェアトレードデーを迎え行った気候正義キャンペーン映像「フェア、気候正義への答え」の、3作品が上映されました。上映後のシネマトークでは、申教授、藤元監督、在熊本ベトナム人協会代表のレー・ティ・チャム氏が登壇し、「熊本における多文化共生共創、その道探し-移住民とローカル・フェア親密圏」をテーマにトークセッションを実施。映画制作の裏話や、技能実習生の失踪問題とその解決策などについて、意見交換が行われました。

 また、会場の外では、ネパール・ラオス・スリランカの無農薬コーヒーをブレンドした熊本発のフェアトレード・コーヒーなどの販売があり、上映前にコーヒーを味わう来場者の姿が見られました。

地域   2022/10/26   広報室

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