「子ども家庭福祉入門」で『お散歩マップ』を作成するフィールドワークを実施

大学

2022.10.31

 社会福祉学部子ども家庭福祉学科では、基礎科目の「子ども家庭福祉入門」で、子どもと子育て家庭の状況やニーズを知り、子どもと保護者(家族)のウェルビーイング(幸せ)を追究していくうえで何が大切かを学び考えていきます。その一環として、10月26日(水)に大学周辺の託麻原小学校校区で、乳幼児を育てる家庭に役立つ「お散歩マップ(公園編)」を作成するフィールドワークを実施。約80名の履修者が4~5名のグループに分かれ、ベビーカーを利用する親子の視点に立って公園やその周辺の環境を見ていきました。

 公園のトイレや遊具について清潔さや広さについてメモしたり、遊具のクッション材として設置されているタイヤの安全性などのチェックをし、親子が楽しく安全に公園を利用するための留意点をメモ。周辺の道路の幅や傾斜、公民館や病院などの場所を確認しながら1時間ほど歩いて回りました。

 その後、教室に戻りグループ内でそれぞれ記録したメモの内容や写真を共有し、次回のフィールドワークでの視察場所について話し合いました。中山侑香さん(1年)は「普段何気なく利用している道や場所も、視点を変えてみると、トイレの設備や遊具の安全性などいろいろな気づきがあった」と感想を語りました。

 今後も地域での子育て支援に携わるソーシャルワーカーや保健師など専門家を招いたゲスト講義を通じ、理解を深めたうえで来年1月までにマップの完成をめざします。

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