経済学部「警察活動の理論と実務」の学外学習が行われました

地域

2022.12.21

 11月18日(金)、経済学部の講義「警察活動の理論と実務」の学外学習で、学生14名が警察学校や機動隊(熊本市中央区渡鹿)を見学しました。

 この講義は熊本県警察の現職警察官がリレー方式で講師を務めるもので、若手警察職員との意見交換、警察学校や機動隊の見学などもあり、県内の大学で唯一開講されています。治安情勢や警察活動の重要性について理解するとともに、自分自身が犯罪や事故に巻き込まれないためにはどのように行動すべきかなどを学びます。

 はじめに、学生たちは講堂で警察学校の概要や履修科目、校内での新人警察官の生活などについて説明を受けた後、グラウンドで行われた点検教練(警察礼式や部隊行動)の様子を見学しました。その後、機動隊の隊員から災害時にも役立つ椅子や毛布などを使ったけが人の搬送方法や、ロープの結び方について実践を交えて指導を受け、初めて行う実技に真剣に取り組む姿が見られました。

 参加した今村真菜さん(リーガルエコノミクス学科4年)は「大学入学前は将来の目標が定まっていなかったのですが、大学で刑法を学び、警察官を志すようになりました。警察学校や機動隊を見学し、実際の雰囲気などを知ることができて、警察官になりたいという想いがさらに強くなりました」と語りました。

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