日本語教員養成課程と韓国・大田大学校の日本語学科がオンラインで交流

外国語学部

2022.12.07

 11月24日(木)、塩入すみ外国語学部教授(専門:日本語教育)の日本語教員養成課程「日本語教授法Ⅱ」で、学生14名が韓国・大田大学校で日本語を学ぶ2年生28名とオンラインで交流しました。 

 本学と大田大学校は1985年に姉妹大学提携を結んで以来、交換留学や交換教員など、学生・教職員の交流を盛んに行ってきました。2010年からは同課程の日本語教育実習先として大田大学校への派遣も実施していますが、コロナ禍で2年間は中止。両大学の交流活動を継続するため、昨年よりオンラインで活動をしています。

 交流会は両大学の教室をオンラインでつなぎ、「日韓発見の日」をテーマに、文化や生活、言語などの違いについて日本語で発表。本学からは『Z世代が使う若者言葉』『熊本方言』『日本と韓国の生活の違い』、大田大学校からは『日本人がよく間違える韓国語』『韓国の若者言葉と文化』『日韓両国の童謡と遊び』と題して発表があり、発表後には「日本人が驚く韓国の文化は?」や「若者の間で流行っているゲームは?」といった質問が飛び交いました。

 『Z世代が使う若者言葉』について発表した松本新花さん(大学院国際文化研究科1年)は、「少しでも若者言葉を知っている方が交流するうえで役に立つと思いこのテーマを選んだ。韓国の学生の発表を聞いて、授業ではあまり学ぶ機会のない童謡やゲームなど、韓国文化の新しい一面を知ることができて勉強になった」と感想を語りました。また、大田大学校の学生からは「これからも交流授業が活発に行われ、お互いの文化や言語の知見を広める時間を持てたらうれしい」などの感想が寄せられました。

 

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