「社会福祉入門」で子飼商店街のイベント運営に参加

第一部社会福祉学科

2022.12.05

 12月3日(土)、第一部社会福祉学科の「社会福祉入門」で、子飼商店街(熊本市中央区)で行われたイベントに1年生約90名が参加し、地域住民と触れ合うフィールドワークを行いました。「社会福祉入門」では、これまで熊本市中央3地域包括支援センターの社会福祉士(管理者)である田口善信さんや、黒髪校区・碩第校区の自治会長・民生/児童委員の方を講師に招いて、同地域の地域性や、住民主体の地域づくりについて学んできました。

 この日は、子飼商店街活性化のため3カ月に1度碩台校区社会福祉協議会が主催する『子飼百円笑店街』をさらに盛り上げるため、学生たちは商店街や地域の方々と一緒に何ができるか10月から検討し準備を進めてきました。

 商店街の休息所では、学生たちが手作りのバルーンアートやチョコバナナを提供。来場者一人ひとりに丁寧に対応し、バルーンアートを手にして喜ぶ子どもたちの笑顔を見て、一緒に笑い合う姿が見られました。商店街の写真店では、店主の協力を得て「楽しい思い出を残してほしい」と記念撮影会を実施。訪れた人々に積極的に声をかけ、コミュニケーションをはかっていました。

 商店街近くに位置する碩台地域コミュニティセンターでは、ボードゲームコーナーや、生花店の協力を得たクリスマスリース飾り、紙とんぼ、しおり、割りばし鉄砲、マカロニリースを作るワークショップスペースを設け、子どもたちを中心に多くの来場者でにぎわいました。

 参加した佐藤響さん、嶋﨑美帆さん、宇多田紗彩さんは、「来場者から話を聞くには一緒に手作業をしながらだと気軽に会話ができるのではとえて、しおりや紙とんぼづくりコーナーなどを企画した。準備は大変だったが、地域の人と交流ができて楽しかった」と感想を語りました。

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