子ども家庭福祉学科 山西ゼミが学童保育クリスマス会を開催

学部

2022.12.09

 12月3日(土)、子ども家庭福祉学科 山西裕美教授(専門:家族社会学)の4年ゼミ生12名が、「卒業演習Ⅲ」の成果発表として、大津小学校(菊池郡大津町)内にあるNPOこどもサポート・みんなのおうちが運営する「学童保育施設つくしんぼクラブ」でクリスマス会を開催しました。これは学童保育の子どもたちやスタッフとの交流を通じて学童保育での子育て支援について理解することを目的に行われたもので、大津町内から8名の子どもたちが参加し、クリスマス会のプログラムである創作活動やゲームなどを楽しみました。
 最初のプログラム「キラキラスノードームをつくろう!」では、絵本の読み聞かせの後、学生たちが準備した容器に、子どもたちが思い思いにビーズやラメ、スパンコールを混ぜ入れ、完成したスノードームを下からライトで照らすと、キラキラ輝くオリジナルのスノードームに子どもたちから歓声が上がりました。
 また、箱のなかに入っているモノを触って当てる「サンタの贈り物は何だろう?」、運動場内に隠されたプレゼントを探す「サンタの落とし物を探そう!」、サンタに扮した学生たちがトナカイ役の子どもたちを追いかける「トナカイを捕まえよう」など、クリスマスにちなんだプログラムが進められ、子どもたちは寒空のなか元気いっぱいに駆け回りました。
 最後は、恒例の「クリスマスビンゴゲーム」が行われ、順番にカードを引き、ホワイトボードに貼ってある手書きの絵が裏返され番号が読まれるたびに、会場は大盛り上がり。ビンゴを達成した子どもたち全員にクリスマスプレゼントが手渡されました。
 ゼミリーダーとして参加した中林瑞希さんは「安心・安全を前提に子どもたちが楽しめる・ワクワクする企画を考えた。仲良くできるようにルールを設定することで全員が楽しめるように工夫した。活動を通じて子どもたちの立場で考える必要性を学ぶことができた」と成果を語りました。

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