第13回「話してみよう韓国語」「歌ってみようK・POP」熊本大会を開催

交流

2022.12.14

 12月10日(土)、14号館高橋守雄記念ホールで、第13回「話してみよう韓国語」「歌ってみようK・POP」熊本大会が開催されました。この大会は、韓国語を学ぶ人に発表の機会を提供し、韓国語を話す喜びを感じることで、さらに学習に励んでもらおうと、「話してみよう韓国語・歌ってみようKPOP熊本大会実行委員会(実行委員長 申明直外国語学部教授)」が開催するもの。運営には、本学東アジア学科を中心とする学生と教員が携わっています。今大会は3年ぶりの通常開催(2020、2021年はオンライン大会)で、本学学生、県内外の高校生・大学生、総勢106名のエントリーがありました。

 開会式で、申実行委員長は、「共に生きていく力、本当の意味で隣人になる道は『文化』にある。特に若者たちが、一緒に笑って、一緒に楽しむ文化こそ本当の隣人になる近道。磨き上げた実力を遺憾なく発揮してください」と挨拶しました。

 はじめに「話してみよう韓国語」を実施。指定された韓国語の台本のセリフを暗記し、2人1組でスキット(寸劇)を演じる「中高生スキット(テーマ:修学旅行計画)」および「一般スキット(テーマ:韓国語試験)」、自作した台本に沿って2人1組で演じる「創作スキット(テーマ:韓国旅行、日韓交流、韓国料理・食材)」の3部門で、35チーム70名の高校生・大学生が韓国語力を競いました。発音、総合表現力、暗唱、内容・構成(創作スキット)などを基準に審査が行われ、創作スキット部門で最優秀賞を受賞した外木場琴音さん・古賀日彩さん(熊本中央高校)は「日韓交流」をテーマにコロナ禍で定着したオンライン交流について、回線がうまく繋がらない様子など、ユーモアを交えて発表しました。

 続く「歌ってみようK・POP」では、ソロやグループで11組36名が日頃の練習で磨いた歌声とダンスを披露。参加者は好きな韓国の楽曲を韓国語で歌い、発音、音程・拍子、総合表現力、暗唱、舞台マナーを採点基準に審査が行われました。会場では、曲に合わせて手拍子が送られ、韓国語で「ファイティン!(がんばって)」と応援する声が響く場面も。男性アイドルグループ「BTOB」の『그리워하다/Missing You』を美しいハモリと高音で歌い上げた米田和さん・木村奏羽さん(本学東アジア学科2年)が最優秀賞に輝き、「男性の曲なので女性のキーに合わせるのが難しかった。K・POPという好きなことを披露して結果を出せたことがうれしい」と喜びを語りました。

 受賞者は以下のとおり。(敬称略)

話してみよう韓国語

<中高生スキット部門>
  • 最優秀賞:松永 彩香・小中 咲季(熊本中央高校)
  • 優秀賞:草野 里桜・田中 桃愛(八代白百合学園高校)
  • 奨励賞:松元 りさ・江﨑 星羅(長崎県立対馬高校)
  • 審査員特別賞:髙吉 美玲那・竹下 楓(熊本県立東稜高校)

<一般スキット部門>

  • 最優秀賞:田中 勇大・下川 玲奈(福岡大学)
  • 優秀賞:伊藤 玲奈・松田 奈々(熊本大学)
  • 奨励賞:竹下 帆都李・坂野 この葉(熊本学園大学)

<創作スキット部門>

  • 最優秀賞:外木場 琴音・古賀 日彩(熊本中央高校)
  • 優秀賞:岡村 真依・河元 美樹(熊本学園大学)
  • 奨励賞:安方 亜香音・古川 千夏(熊本学園大学)

歌ってみようK・POP

  • 最優秀賞:米田 和・木村 奏羽(熊本学園大学)
  • 優秀賞(大学・一般):境 あずみ・伊藤 玲奈・古庄 彩花・堀内 玲名・馬場園 香子・片山 花菜(熊本大学)
  • 優秀賞(中高生):諌山 悠七・中川 真汎・竹下 楓・伯野 くるみ・髙吉 美玲那(熊本県立東稜高校)
  • 奨励賞(中高生):西田 希愛・草野 里桜・前田 由梨亜・宮島 一華・田中 桃愛・辻本 奈都(八代白百合学園高校)
  • 人気賞(大学・一般):西山 英治(熊本高専)
  • 人気賞(大学・一般):上原 葵・東坂 春風(熊本学園大学)

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