英米学科でスピーチコンテストを開催しました
2022.12.22
12月14日(水)、外国語学部英米学科の第21回スピーチコンテストが開催されました。このコンテストは、英語でスピーチを作成し発表する機会を設けることで、語学力向上に対する意識をより高めることを目的に実施したもの。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2年間オンライン開催が続いていましたが、今回は対面に戻し13名の学生がエントリーしました。
小田祥潤さん(4年)の司会進行のもと、学生たちは緊張しながらも、定められた時間内に旅行やアルバイトでの経験を身振り手振りを交えて発表。審査を担当した佐藤勇治教授(専門:スピーチコミュニケーション)とトウメイ・ジョセフ教授(専門:言語学、E-ラーニング)は、内容・文法・発音・リズム・イントネーション・ジェスチャーなどに着目し、学生がスピーチを終えるごとに一人ひとりのスピーチ原稿にそれぞれ講評を記入していました。全ての学生の発表が終わり、審査業務を終えた佐藤教授、トウメイ教授から参加者全員へ称賛の言葉と、スピーチを行う際の表情などについてアドバイスが送くられました。最後に審査結果が発表され、ベスト・スピーチ賞1名、審査員特別賞は2名が受賞。
ベスト・スピーチ賞を受賞した村松来希さん(2年)は、『Live powerfully beyond fear』と題し、「年齢を重ねるごとに現状で満足し、新しいことに挑戦することへ不安を抱くようになる。予測不可能な時代だからこそ、何事にも恐れず挑戦していこう」と流暢な英語で堂々とスピーチしました。「挑戦する心を養いたいと思い、エントリーした。これからも色々なことに挑戦し、自分の強みを増やしていきたい」と、意気込みを語りました。
審査員特別賞を受賞した森川紫苑さん(1年)は『What’s effort?』と題し、自身が中学高校時代に部活や受験で思うような結果を出せなかった経験を交え、努力しないと何のスキルも得られないことから、「努力することの大切さ、あきらめないこと、自分を信じることを学んだ」と会場を広く見渡しながら笑顔で話しました。「本番を想定したイメージトレーニングや、自分のスピーチを動画で撮影し、本番で緊張しないように練習してきた。スピーチ中に皆さんが目線を合わせてくれたりと、手ごたえを感じた」と感想を述べました。
審査員特別賞の宮前夏海さん(1年)は、自分の夢である留学や将来の仕事について『Myself in the future』と題し発表。「スピーチコンテストに参加し、他の人の発表も勉強になった。留学に行くことは子どものころからの夢。実現に向けてTOEFLなどいろいろなことに挑戦して自分を高めていきたい」と今後の抱負を話しました。