スマホ講座「みさと情報案内人講座2022」が行われました

地域

2022.11.05

 美里町に居住するシニア世代を対象にスマートフォンの使い方をレクチャーする「みさと情報案内人講座」が、11月5日(土)に最終講義を迎えました。この講座は、本学が包括的連携協定を結んでいる同町からの委託を受けて、本学の境章名誉教授とゼミ生(経済学部)が講師を務めるもので、今年で6回目の開催。同町のICT人材育成事業として行われ、スマートフォンで情報を入手・共有し、周囲を支える地域の「情報案内人」を育成することを目的に開かれています。今回の受講者は24名で、10月1日(土)から全5回の講義を実施しました。

 最終日は、心身の症状からAIで病気や病院検索を行う「ユビー」の使い方や「YouTube」の検索方法、防災・減災ツールとして役立つニュースや雨雲レーダーの見方、「Instagram」に投稿する写真の撮影・加工方法など、身近で役立つ実践的なアプリの紹介がありました。受講者は実際にスマートフォンを操作しながら、わからないところを学生に尋ねるなどして、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。

 講義の後半では、講座の総まとめとして、これまでの講座で扱った内容を振り返り、受講者からのさまざまな疑問に対して、学生が個別に対応を行いました。

 また、講師を務める学生が制作したメタバース上のバーチャルキャンパスの紹介も行われました。

 受講者の男性(70歳代)は「流行を取り入れてもらってすぐに役に立つ。時間が経つと忘れることもあるので、定期的に講座に参加して習ったほうが良い。スマホの機能はいろいろあっても使えないことの方が多いので、今回の講座に参加してとてもよかった」と感想を話しました。

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