ビジネススクール「くまもと県南フードバレー『経営塾』(第二期)」が閉講

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2023.02.16

 本学と包括的連携協定を締結している株式会社熊本日日新聞社が共同で企画・運営する「くまもと県南フードバレー『経営塾』(第二期)」(主催:熊本県)が、2 月13 日(月)最終講義を迎えました。昨年9月から始まった本プログラムは、大都市圏レベルのビジネススクールをコンパクトな経営塾として提供し、実務的な知識にとどまらず、個人の実践レベルに合った経営学を学ぶことを目的としするもので、今年度は12名の塾生が学びを深めてきました。

 本学大学院会計専門職研究科の新改敬英准教授(専門:管理会計)がプログラムディレクターとして携わり、昨年10月21日(金)の「経営のための会計」を商学部の水野真実講師(専門:会計学)が、11月25日(金)の「マーケティングの基本」を商学部の吉川勝広教授(専門:流通論、マーケティング戦略)が講師を務めました。

 今回の最終講義では、これまでの学びを通して得られた知見を活用し、新商品開発や既存商品の新展開など塾生が今後実行しようと考えている構想を発表しました。発表後、新改准教授は一人ひとりにコメントしました。

 プレゼンテーション終了後、閉講式が行われ、くまもと県南フードバレー推進協議会会長の木村敬熊本県副知事が「この経営塾が学びの場であり、そして刺激の場となったのであればうれしい。この県南地域を中心に食によるサプライチェーン、バリューチェーンができることを期待している。人と人の強いつながりができれば、その地域全体が盛り上がります」と講評を述べ、塾生に修了証が手渡されました。

 新改准教授は「みなさん素晴らしい発表でした。この経営塾に参加して学んだことや、同期とのつながりを、今後の活動につなげていっていただければ幸いです」と締めくくりました。

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