2月15日（水）・16日（木）、11号館教室で「GSA就職合宿※」を行いました。これは、就職内定を獲得した4年生がGSA（学生就職アドバイザー）として、2024年3月卒業予定の就職希望者を対象に、就職活動に関するノウハウやポイントを伝える機会として毎年行っているもの。16回目となる今回は、2日間の日帰り学内研修を実施し、3年生53名、GSAスタッフ25名、キャリアカウンセラー8名のほか、県内外企業10社の採用担当者が参加しました。

　1日目の前半は、『就職の心構え』をテーマにした講演とマナー講座、GSAとキャリアカウンセラーが面接官を務めるグループディスカッション対策と、パソコンの位置や目線、表情や話し方をロールプレイで学ぶWeb面接対策を実施。後半は、集団・個人面接を行い、参加者は指導内容一つひとつをメモするなど、真剣な表情で取り組んでいました。

　2日目は、企業の採用担当者による本番さながらの模擬面接を実施し、参加者は前日の学びをいかして集団面接に臨みました。面接後のフィードバックでは、声の大きさや受け答え、自己PRの改善点など採用担当者やGSAからの細やかなアドバイスをもとに、各自が自身の強み・弱みを深堀りしました。

　最後に、参加者の井上宗一郎さん（リーガルエコノミクス学科3年）が「企業の方と直接お会いしたことで、面接のポイントをより詳しく知ることができました。GSAの皆さんからのアドバイスで自己分析がさらに深まったので、第一志望の会社から内定がもらえるよう、この経験を就職活動にいかしたいです」と感想を述べました。

　GSAを代表して、馬場一誌さん（リーガルエコノミクス学科4年）は「就活中に悩んでいたことや、それをどのように乗り越えてきたかを思い出し、私たちも自分を見つめ直すことができました。皆さんの満足のいく結果が得られるよう、これからも頑張ってください」と後輩たちにエールを送りました。

※2021年より、本学西合志研修所での合宿ではなく、学内での集中研修として実施。