商学部嶋田ゼミが「鶴屋SDGsWEEK」で「SDGs展」と「キャンドルづくり体験会」を実施

学生の活躍

2023.03.23

 3月18日(土)・19日(日)、ホスピタリティ・マネジメント学科の嶋田文広講師(専門:キャリアデザイン)の3年ゼミ生13名が、「鶴屋SDGsWEEK(3月15日~21日)」(主催:株式会社鶴屋百貨店)で「SDGs展」と「キャンドルづくり体験会」を開催しました。
 これは2021年10月から熊本商工会議所と協同で実施している「SDGs経営実現プロジェクト」の一環で、鶴屋百貨店とともに本プロジェクトに取り組んだ嶋田ゼミでは、企業訪問や数回にわたる話し合いを重ねるなかで、「SDGs展」を提案。同社の SDGsの取り組みを周知するための企画として、今回の「鶴屋SDGsWEEK」が実現しました。
 同イベントで学生たちは、取材して見つけた鶴屋百貨店内の店舗が行うSDGsへの取り組みをパネルにまとめ、SDGsに関連した商品を説明とともに展示。鶴屋サテライトスタジオで紹介される一幕もあり、2名の学生がステージに登壇し、これまでの本プロジェクトでの取り組みを紹介しました。「キャンドルづくり体験会」では、大学や鶴屋百貨店で回収した使用済みキャンドルとカラーコスメを使ったキャンドルづくりを実施。参加者は、学生が事前に準備したカラフルなろうを思い思いに選び、キャンドルの型に入れていました。2日間で40組の参加者がキャンドルづくりを楽しみ、会場は子どもたちの笑顔で溢れていました。参加した親子は「カラフルなろうがあるなかで、同じ系統の色を使って、統一感のあるキャンドルができた。わくわくしたし、とても楽しかった」と感想を述べました。
 また、「鶴屋SDGsWEEK」期間中は、学生が提案した「SDGsモバイルスタンプラリー」も実施。学生が取材してまとめたパネルで紹介している店舗を回り、デジタルスタンプを集めると、SDGsに関連した商品が景品としてもらえるという企画で、お客様にSDGsについて知ってもらい、身近なSDGsを見つけてもらう機会となりました。
 本プロジェクトのリーダーである福本楓さんは、「SDGsについて学んだことで、日常のなかで知らないうちにSDGsの取り組みをしていることに気づけた。キャンドルづくりの準備も大変だったが、安全に配慮しながら小さいお子さんに楽しんでもらえるようにカラフルな色を準備した。小さいお子さんに鶴屋が楽しい場所だと思ってもらえたら、将来的に企業側にもメリットがある」と本プロジェクトの成果を語りました。

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