阿蘇くまもと空港で(株)JALスカイ九州熊本空港所の企業見学を実施

学生の活躍

2023.05.08

 4月26日(水)、3月に新旅客ターミナルとして開業した阿蘇くまもと空港で、(株)JALスカイ九州熊本空港所の企業見学を実施しました。これは会社のことを知ってもらう機会として、本学の学生のために特別に企画されたもの。人数を限定して行われ、航空業界への就職希望者を中心とした4年生9名が参加しました。(※)

 見学の前に、本学の卒業生で、総務・旅客業務担当マネジャーの宮本裕美氏(1998年商学科卒業)が、会社の概要や歴史、業務内容、社員が共有すべき価値観である「JALフィロソフィ」を説明。「世界で一番愛され、選ばれるエアラインをめざしており、常に学び続ける姿勢がより良いサービスに繋がると感じています」と話しました。また、空港所長の髙橋一博氏は「空港の接客の仕事にはスキルとセンスの両方が必要。そのためには経験の蓄積が重要だが、幅広く興味関心を持って行動することで経験不足は補うことができます」と空港での仕事を通して気づいたことや、航空業界に就職するために必要なことなどについて語り、参加者は熱心にメモをとりながら話しに聞き入っていました。

 その後はチェックインカウンター、保安検査場、その先の商業エリアにある搭乗ゲートで、実際に働くグランドスタッフの立ち居振る舞いや応対などを見学。業務だけでなく、お客様一人ひとりを大切にする細やかな心配りや接遇について学修しました。また、JAL633便の到着に合わせて展望デッキに上がった際には、迫力のある大きな機体をスマートフォンで嬉しそうに撮影する姿も見られ、参加者は貴重な学びの時間を過ごしました。

 最後の質疑応答では、「空港ごとに採用人数は違いますか」「働きやすいと感じる点はありますか」「面接中に見られているポイントはどこですか」などの質問に、宮本氏が一つひとつ丁寧に回答しました。

 参加した平奈生さん(東アジア学科)は、「お見送りなど温かな対応を間近で見ることができ、グランドスタッフになりたいという気持ちがさらに高まりました。入社後の働き方についても具体的にイメージすることができたので、この会社に就職したいという思いもより強くなりました」と目を輝かせていました。

※参加者内訳 … 英米学科5名、東アジア学科1名、ホスピタリティ・マネジメント学科3名

 

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