第一部社会福祉学科「入門演習」で美里町フットパスを体験

学部

2023.06.22

 6月18日(日)、第一部社会福祉学科の1年生・教員合わせて80名が熊本県下益城郡美里町を訪れ、フットパス体験学習を行いました。これは第一部社会福祉学科が大学生活の基礎を学ぶために1年生全員を対象に開講している「入門演習」(担当:黒木邦弘教授、松本勝明教授、小山明日香准教授、孫希叔講師)の授業の一環で、地域の方々や同じ学科の学生との交流を目的に行われたもの。コロナ禍で4年ぶりの実施となりましたが、学生たちは初めてのフィールドワークで、歩くことで見えてくる地域ならではの風景や、それを守ってきた地元の人とのあたたかな触れ合いを体験しました。
 フットパス開始にあたり、美里町フットパス協会の井澤るり子会長が「寄り道、道草、回り道などを通して、歩くこと自体を楽しんでほしい。『発見して、感動して、共感する』ことが大事なので、目にとまったものを多くの人と共有してほしい」と話し、同協会の濱田孝正副会長も「歩くなかで生まれる出会いも大切にしてほしい」と語りました。
 学生たちは6つのグループに分かれ、ガイド先導のもと美里町の里山や田園地帯を歩いて回りました。途中、季節の花や虫を見つけると写真撮影を行ったり、携帯電話で名前を調べたりするシーンも。休憩地点では、用意された饅頭をおいしそうに頬張る姿が見られました。また、地元の方と会話を交わすなど、フットパスならではの魅力を楽しみました。
 参加した中山凛咲さんは「草道や獣道なども歩き、途中虫も発見し、たくさん自然を感じることができた。いい運動にもなるし、歩くからこその出会いもあって楽しかった」と感想を語りました。

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