2023(令和5)年度 大学懇談会(熊本会場)を開催

大学

2023.07.05

 6月25日(日)、在学生の保護者を対象とした2023(令和5)年度大学懇談会(熊本会場)が本学で開催されました。この懇談会は、大学生活全般、学業成績、就職状況などを報告し、大学の近況や取り組みを伝えるとともに、意見や質問を受ける機会として開催されるもの。毎年熊本会場を皮切りに九州・沖縄各県8会場で行われ、初回の熊本会場では、約230名の保護者が参加しました。

 細江守紀学長は全体会の挨拶で、「新型コロナ感染症の5類への移行にともない、平常のキャンパス生活にもどり、遠隔授業の利点も一部いかしながら通常授業になりました。令和3年度から継続している『仲間づくり研修』では、この春にサークルの部長・キャプテンたちを対象としてリーダーシップ育成研修を開催しました。その甲斐あってか、4月のサークル勧誘では、久しぶりにキャンパスに活気が戻っていたようです。サークルなどの活動は、学生のみなさんの将来に向けての得難い経験となります。今後もさまざまな情報交換の機会を経て、サークルなどへの積極的な参加に向けてサポートしていきます。各学部・学科においても、時代のニーズに沿った学びを提供し、教職員一丸となって、学生を励まし、支援してまいります」と話しました。

 続いて、堀正広学生部長から大学生が抱える不安、大学生を取り巻く社会の環境、学生生活支援の概要、課外活動についての4点について説明。「飲酒問題や学生ローンや名義貸し詐欺、SNSといったネット上のトラブルなど、学生を取り巻く環境には大きなリスクが存在します。困ったことや不安なことがあったら学生課に相談してください」と述べました。

 続いて、就職支援について、吉川勝広就職委員長が令和4年度の就職実績や就職支援制度を解説。さらに最新の令和5年度内定状況について紹介し、「就職支援は1年生から参加できるガイダンスを実施するなど、入学直後から支援を始めています。授業に関する部分では、1年生から3年生まで『キャリアデザイン論』という科目を開設しています。就活では、できるだけ早く自分の将来像を自分で描くことが必要です。キャリアデザイン論を受講し『就業力』を身につけることを勧めています」と話しました。

 その後、学部ごとの会場に分かれて学部説明会が開かれ、各学部の現状について、学部学科の教育方針や資格取得、就職状況などに対する具体的な取り組みについてデータや資料を使って説明が行われました。それぞれの学科に所属する在学生が大学での学びや、授業の延長で取り組んだソフトの開発や留学など各々の経験について発表を行う場面もあり、保護者は温かいまなざしで聞き入っていました。

 学部説明会終了後は、学部学科、成績・資格・就職・留学などについて教職員が相談に応じる「個別相談」と、新1号館 みらいや図書館といった施設を見学する「キャンパスツアー」が実施され、多くの保護者が参加しました。

 懇談会に出席した福祉環境学科1年の女子学生の保護者からは「娘は将来、社会福祉分野で就職したいと高校時代にさまざまな大学を調べ、カリキュラムが充実していたこの大学に進学しました。日々、楽しそうに娘が大学に通う姿を見て、実際に大学を見てみたいと思い参加しました。勉強や就職についていろいろなお話が聞けて参考になりました」と感想を述べました。

 ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

 今後の大学懇談会の日程は、以下のURLをご参照ください。
 https://www.kumagaku.ac.jp/news/archives/3476 

 

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