経済学部の「フィールドワーク演習」で学生たちが九州労働金庫を訪問しました

学部

2023.07.03

 6月23日(金)、経済学部の授業「フィールドワーク演習」(担当:吉田洋一准教授)の一環で、九州労働金庫熊本県本部(熊本市中央区)でフィールドワークを行いました。これは、金融機関の現場から銀行業務および役割を実践的に学ぶことを目的に実施しているもので、履修生7名が参加しました。

 業務推進課代理の田中由希子氏の司会進行のもと、はじめに学生たちは労働金庫の概要や歴史をまとめたDVDを鑑賞。労働金庫がなぜ生まれたのか、そして時代とともに組合員のニーズに応えたサービス向上や商品開発、さらには同庫が実施する社会貢献活動について学びました。その後、同課若手職員の宮地歩実氏と中原尚大氏が、銀行と労働金庫の違いや、職場と労働金庫の橋渡しをするろうきん推進委員の活動について説明。さらに、「理解確認クイズ」が行われ、学生たちはこれまでの学びを振り返りながらクイズに参加しました。

 参加した緒方生海さん(リーガルエコノミクス学科2年)は、「非営利事業の原則など労働金庫の特殊性について、とてもわかりやすく学ぶことができました。この授業では、これまでに信託銀行や信用保証協会などさまざまな金融機関を見学してきました。今後も銀行や信用金庫での見学が予定されているので、各機関についての理解を深め、それぞれの役割について考えていきたいと思います」と語りました。

SHARE: