7月10日（月）、商学部の「交通論」（担当：伊津野範博教授）で、株式会社JALスカイ九州熊本空港所の上田奈美氏（2019年度ホスピタリティ・マネジメント学科卒）がゲスト講義を行いました。

　講義のなかで上田氏は、在学中に、JALスカイ九州熊本空港所で３か月間のインターンシップに参加した経験や、JALが経営破綻してから再生までの道のり、JALの経営哲学であるJALフィロソフィーの説明、空港におけるグランドスタッフの役割、入社時が新型コロナウィルス感染拡大による行動自粛だったための苦労や、業務のやりがいなどについて話しました。

　受講した井口莉瑠さん（ホスピタリティ・マネジメント学科3年）は、「幼い頃からの夢を実現していることに感動しました。同じホスピの卒業生ということで、就職活動の仕方について少し前向きな気持ちになれました。私は熊本空港を活用した時、接客が丁寧で思わずお礼を言ってしまうような対応が凄く印象に残っています。航空業界の採用基準として、ひとつのことに特化するよりも、マルチで活躍できる人を必要としていると聞き、幅広い知識や接客力を身につけたいなと思いました。また、クレーム対応を丁寧に応えれば、お客様が良くしてくれるようになったというお話があったので、嫌なお客様だなと逃げるのではなく、より良い対応をして、良い関係を築くことも大切なのだと思いました」と語りました。