「I 戀台灣♥好きタイ!台湾」拡大版に本学教員が登壇しました

教員・研究

2023.09.12

 9月2日(土)、「I 戀台灣♥好きタイ!台湾」拡大版がびぷれすイノベーションスタジオ(熊本市中央区)で行われました。これは、熊本と台湾の交流を深めることを目的に行われたもので、びぷれすイノベーションスタジオが主催。今年5月、7月の会員交流会開催に続き台湾の基礎知識や歴史、政治、生活などをテーマにした二部構成のトークイベント。

 第二部の『熊本学園大学presents今だから知りたい台湾学』に、外国語学部長の塩入すみ教授(専門:日本語教員)と外国語学部東アジア学科田上智宜准教授(専門:台湾地域研究、政治社会学)が登壇しました。田上准教授は台湾の基本情報や歴史を時代区分やエスニックグループ(民族集団)からの視点で説明。これまであまり伝えられてこなかった台湾の政治、経済についても時代背景ごとにわかりやすく紹介し、教科書に載っていないようなエピソードを加え、話しました。

 塩入教授は、「親日を考える、私の90年代、そして今」として、親日国として有名な台湾での自身の滞在経験を学問的な話と、文化的な交流、日常生活における台湾人の魅力について語りました。

 トークイベントは、半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県内への進出による台湾への関心の高さから、定員30名を超える35名の参加者が熱心に聞き入っていました。

 外国語学部では、今後、世界的な企業の県内進出という大きな変革の機会を踏まえた人材育成への取り組みを計画中で、台湾との交流の深化が期待されます。

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