9月12日（火）、ホテルメルパルク熊本（熊本市中央区）で令和5年度の就職懇談会が行われ、地元企業や官公庁など採用実績のある48事業所が出席しました。コロナ禍により4年ぶりの開催となった本懇談会では、本学教職員・学生46名を合わせた約100名の参加者が一堂に会し、就職や採用に関する活発な情報交換が行われました。
　開会に先立ち細江守紀学長は「コロナ禍を過ごした学生たちは周りと接触する機会を失い、コミュニケーションをとることが苦手な学生もいる。学生を受け入れていただく企業の皆さんと協力して学生たちの成長をサポートしていきたい」と挨拶しました。
　最初の基調講演では、「全国と地方の就職活動の状況」と題し、株式会社マイナビ九州ブロック長外村伸吾氏が登壇。直近の学生の就職活動に対する動きやインターンシップの重要性を中心に、学生生活をコロナ禍で過ごした2024年卒業の学生の特徴などについて講演がありました。
　続いて、本学就職課より本学の就職活動状況について説明があり、地域別・業種別就職決定状況などのデータや就職支援について紹介。さらに、「就職活動における学生のホンネ」と題し、内定を獲得した小野廉太さん（商学科4年）、辻雄斗さん（リーガルエコノミクス学科4年）、相馬瑠菜さん（英米学科4年）、南彩音さん（福祉環境学科4年）の4年生が就活体験報告を実施。就職活動で企業選びの際に大事にしたポイントや就職活動中のエピソード、採用担当者とのやりとりなど活動を通しての本音を語りました。
　その後の情報交換会では、企業担当者と教職員・学生による活発な意見交換が行われ、参加企業からは「今回得た情報をこれからの採用活動にいかしていきたい」との感想も聞かれました。