大規模地震発生を想定した避難訓練を実施しました
2023.11.17
11月8日(水)、大規模地震発生への備えとして全学避難訓練を実施しました。これは、平成28年の熊本地震の教訓をいかして、教職員が学生の避難行動を円滑にサポートし、指揮命令が明確に伝達・反映されているか検証することを目的に行ったもの。本学は熊本地震発生直後から毎年全学避難訓練に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶり5回目の実施となりました。
訓練は授業時に震度6弱の大きな地震が発生した場合を想定して行われ、学生・教職員約1,500名が参加。地震発生を知らせるアナウンスが学内に流れると、屋内にいる学生・教職員は机の下に隠れるなど身を守る行動を取り、職員の誘導に従ってグラウンドへ避難しました。
細江守紀学長は講評で「地震は大学の授業中にも起こりうることをしっかり認識し、何かあった時にどう対応すればいいか思い出せるよう、避難訓練を通して考えてもらいたい」と話しました。今回は、訓練の一環で初の試みとなる学生ポータルシステムを使った安否確認のテスト配信を実施。訓練の結果を検証し、今後の避難活動にいかしていきます。