【日本語教員養成課程】台湾 國立陽明交通大學で日本語教育実習を実施

外国語学部

2023.12.01

 2023年10月13日(金)~22日(日)までの10日間にわたり、外国語学部の塩入すみ教授(専門:日本語教育)が担当する「日本語教育演習」で、台湾新竹市國立陽明交通大學(旧・國立交通大學)での日本語教育実習を行いました。

今回の実習は、国際交流基金「大学連携日本語パートナーズ派遣プログラム」の一つとして学生の渡航費用の支援を受け実施。外国語学部の3、4年生5名(英米学科3名、東アジア学科2名)が参加しました。

 受け入れ機関の國立陽明交通大學は、新竹科学園区内にある理系学部を主とする台湾でもトップクラスの大学であり、174名の学生が日本語を学んでいます。現地の日本語指導教官の指導のもと、日本語学習サークル「TAKENOKO」として長年にわたり活動を続けており、本学とは昨年から交流を始めています。授業では本学の実習生に対し、現地の指導教官から授業へ取り組むにあたってのアドバイスとフィードバックがありました。授業以外でも双方の学生たちが「日本語朗読コンテスト」や「日本語クラブ」での交流、現地学生へのプレゼンテーションの指導など、10日間の実習で多くのことを学び帰国しました。

 参加した学生からは、「自己紹介で好きな日本のキャラクターを紹介したところ、その後の授業で現地の学生のノートに紹介したキャラクターの名前がメモしてあり、紹介した日本の文化に興味を持ってくれて、とても嬉しかった。授業が終わると、授業を一緒に受けられてよかったと伝えに来てくれた。これらの体験を通して、自分自身もこの授業に参加してよかったと感じた」「実習の経験は社会に出てもいかせると思った。10日間の実習はハードスケジュールで毎日夜遅くまで教案を作成して、実習に取り組んだ。この貴重な経験を通して、日本語教師の大変さややりがいを直に感じ取ることができた」などの感想が寄せられました。

 関連情報:國立陽明交通大學

      日本語パートナーズ派遣プログラム

      

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