「リーガルエコノミクス学科」の秋期講座で熊本県職員が講義

リーガルエコノミクス学科

2023.11.29

 11月15日(水)、リーガルエコノミクス学科が主催する秋期講座が「新1号館 みらい」132教室で開講され、1~3年の約45名の学生が参加しました。この講座は公務員(熊本県)の仕事について理解を深め、熊本県など官公庁の職員を招き、直に話を聞くことで学生の知識を広げ、学生生活を豊かに過ごしてほしいという教員の思いから開講されたもの。今回は「熊本県の役割、仕事内容、県職員の魅力について」をテーマに、熊本県人事委員会事務局 公務員課の小山大地さんが、熊本県庁の業務内容や採用活動について経験談を交えて話しました。

 講座のなかで小山さんは、県庁で取り組む業務の1つである「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」について紹介。熊本地震復興支援の一つとして、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎さんの代表作であるONE PIECEと連携し、熊本県庁を始め、阿蘇市、高森町、益城町など県内で被害が大きかった9市町村に麦わらの一味の像を4年かけて設置。「銅像を見に来た方に、被災地の復興していく様子も見てほしいという思いが込められている」と紹介しました。その後、県職員の1日の様子を動画で紹介し、職員採用活動についても詳しく解説。普段見ることのできない県庁内部の様子や仕事について知ることができ、学生は積極的な姿勢で聴講していました。

 受講した田上秀聖さん(3年)は、「自治体の組織や県の取り組み事例から、プロジェクトの多様性や職員の仕事内容について知ることができた。コミュニケーション力を磨くことが社会人になっても大切だと教わったので、これからは積極的に、たくさんの人とコミュニケーションをとるように心がけていきたい」とこれからの意気込みを語りました。

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