「話してみよう韓国語」「歌ってみようK・POP」第14回熊本大会を開催しました

イベント

2023.12.19

 12月2日(土)、14号館高橋守雄記念ホールで、第14回「話してみよう韓国語」「歌ってみようK・POP」熊本大会が開催されました。この大会は、韓国語を学ぶ人に発表の機会を提供し、韓国語を話す喜びを感じることでさらに学習に励んでもらおうと、「話してみよう韓国語・歌ってみようK・POP熊本大会実行委員会(実行委員長 申明直外国語学部教授)が開催するもの。運営には本学東アジア学科を中心とする学生と教員が携わっています。今大会は本学学生、県内外の高校・大学生、一般の方などの総勢121名のエントリーがありました。

 「話してみよう韓国語」の中高生スキットに出場した東稜高校の竹下さんは、「テスト勉強と重なって、やきそばやりんご飴などの小道具の準備が大変だった。文章が長くない分、表現と発音に注意したい」と話し、赤星さんは「とても緊張している。間違えないように、感情表現を豊かにできるように頑張りたい」と開始前に意気込みを語りました。発表は中高生スキット部門、大学一般スキット部門、創作スキット部門の順で行われ、28チームが熱演。審査をしている間、ゲスト公演として韓国の姉妹大学提携校の大田大学オフィシャルK・POPダンスチーム「DJU」によるダンスが披露される場面もありました。審査の結果、中高生スキット部門ではお祭りで浴衣を着て食べ物を楽しそうに選ぶ様子を表現した丸島沙羅さん・福島阿壬さん(長崎県立対馬高等学校)が最優秀賞を受賞。その後行われた、韓国公演創作集団「サムゴンチ」による韓国語劇「夢十夜」の公演では、劇中に日本語での同時通訳が入り、スクリーンに日本語と韓国語の字幕が同時に流れるなどグローバルな公演形式で観客を楽しませました。

 「歌ってみようK・POP」では、他大学や中高生を含めて13チーム59名が出場。他大学や高校生の出場もあり、歓声や手拍子が自然と起こり、お互いのパフォーマンスを盛り上げました。また、「DJU」によるカバーダンスで会場のボルテージはさらに上がり、終了後は写真撮影会を行うなどK・POPを通して活発に交流が行われました。

 

 終了後、大田大学の金相烈(キム・サンヨル)教授は「K・POPは情熱と努力だと思う。情熱とは自分の好きなことにエネルギーを発して作られるもの。努力はそれに対して時間を惜しみなく使うもの。大会を通して参加者の情熱を見て取れた。この努力と情熱を日常生活でも発揮してほしい」と参加者へメッセージを送りました。最後に、申実行委員長は「朝早くから、夜遅くまで行われるこの大会の準備はとても大変だった。学生、関係者のみなさんのおかげで無事にこの大会ができたことを嬉しく思う。今や日本一ともいえるK・POP本大会を運営できることを誇りに思う。この大会が世界一といえるように発展していきましょう」と学生、大会運営者を労い、感謝の気持ちを述べ大会を締めくくりました。

受賞者は以下のとおり。(敬称略)

 

話してみよう韓国語

<中高生スキット部門>

  • 最優秀賞 丸島 沙羅・福島 阿壬(長崎県立対馬高校)
  • 優秀賞 石松 姫愛・黒川 愛加(菊池女子高校)
  • 奨励賞 : 山川 麗・井本 美優 (熊本中央高校)
  • 審査員特別賞 : 別城 歌乃・渡邊 優佳 (熊本県立東稜高校)

<大学一般スキット部門>

  • 最優秀賞 : 丸目 紫央・ 江頭 扶実子(熊本大学)
  • 優秀賞: 木村 綾花・湯浅 すずな(熊本学園大学)  
  • 奨励賞 : 樋口 龍之介・伊藤 玲奈(熊本大学)

<創作スキット部門>

  • 優秀賞 : 椛 萌英・鍋島 芙美佳 (熊本学園大学)
  • 奨励賞:森 智恵子・辻本 誉子(武蔵ヶ丘韓国語教室)

 

歌ってみようK・POP

  • 最優秀賞:本山 心優・大森 咲希・戸髙 花暖・佐藤 万友(熊本保健科学大学)
  • 優秀賞 (Sing a Song部門):永田 紗更・緒方 朱梨・東坂 春風・上原 葵(熊本学園大学)
  • 優秀賞 (Cover Dance部門 中高生):竹下 夢乃・赤星 杏・伊東 優衣・鞆 日菜乃・藤元優有(熊本県立東稜高校)    
  • 優秀賞 (Cover Dance部門 大学一般):後藤 祐希・古閑 隆哉・樋口 大陽・西野 賀幾・大河内 咲喜・北里 凜恩・藤野 克海(熊本学園大学)
  • 奨励賞:平山 玖美・磯崎 愛実・清田 知沙・工藤 黎音・藤井 萌香(熊本学園大学)
  • 特別賞(1):西山 菜津季・平山 日奈子(熊本学園大学)
  • 特別賞(2):松岡 華・森平 友香里・島崎 愛梨・濱崎 凜(尚絅高校・熊本県立東稜高校)    

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