犯罪被害防止講演会を開催しました

イベント

2024.02.13

 1月17日(水)、11号館1173教室で犯罪被害防止講演会が行われました。これは、大学生活で多くの活動やイベントに参加する機会があるなかで、学生たちが悪質な勧誘や悪徳商法に遭わないように啓発することを目的に開催されたもので、各自治会やサークルから約100名が参加しました。
 今回は、アコム株式会社財務第一部広報・IR室主任の萩生田記央氏が講師を務め、「信用」についてや「消費者トラブルとその対処方法」について講演しました。萩生田氏は、日常的に使用されている申込者・金融機関の二者間契約であるローンや、利用者・クレジットカード会社・企業での三者間契約であるクレジットカードの仕組みについて、いずれも「借金」であるとし、「スマホを分割で購入するなど生活をするうえで借金は身近に存在するが、そういった契約が可能なのは、消費者に信用がある場合のみ。金融機関は、人格や自己管理能力、支払い能力、資産額などをもとに個人の信用力を調査している」と信用の重要性を語りました。
 また、若年層をとりまく消費者トラブルについても動画などを使用して説明し、「エステ、健康食品、副業関連商品、マルチ商法など美容やお金儲けに関するトラブルが多発している。成立した契約は原則やめることができないので、しっかり契約内容を理解することが大事」と語りました。その後、アコム株式会社コンプライアンス統括部長の岩﨑学氏も登壇し、改めて金銭トラブルについて学生たちへ注意を促しました。
 講演後は、厚生委員会を代表して芹川寛典さん(経済学科3年)が「お金に関するトラブルについて理解を深めることができた。これから先、お話ししていただいた内容を心にとめて生活していきたい」とお礼の言葉を述べました。

SHARE: